香水の種類
オードトワレ
日本の香水の中で一番出回っているのがオードトワレです。
フランス語で直訳すると「化粧水」です。アルコール濃度や日本の気候や香りに対する日本の文化を考えるととても使いやすい種類と言えます。香る時間は最大5時間ほどなので、朝につけて夕 方の会社の終わりには消えています。
遊びに行くために、他の香水をつけて気分を変えたい時にぴったりです。香水のつけ方には「点・線・面」と言う基本のつけ方があります。オードトワレは線を引くようにワンプッシュかツープッシュで体につけると丁度良く香ります。
パルファム
香水の中で一番アルコール濃度が高いもので、香る時間は最長12時間ほどです。
価格も高価ですが、香水のつけ方の「点・線・面」のうち、点でつけるのでコスパはそこまで気にしなくても構いません。
香りにも深みがあるので、30代男性の大人の色気も出しやすいと言えるでしょう。
オードパルファム
パルファムよりも軽いオードパルファム。「オード」と言うのは「水の」という意味です。
アルコールを水で薄めているイメージで構いません。
オードトワレとあまり変わらない扱いをされますが、アルコール濃度が変わるので、香る時間も最大12時間ほど。パルファムと同じくらいの時間で楽しめます。こちらも線でつけます。
オーデコロン
香水の中で一番軽い付け心地のオーデコロン。価格も安く気軽につけられます。
しかし、香る時間は2時間ほど。こちらは「面」でパシャパシャつけるイメージです。
寝る前につけたり、布団につけてたりしておくと安眠効果も得られますので、お部屋専用として一つ持っておくのもおしゃれです。
30代男性向け香水の選び方
香りは柑橘系かウッディー系を選ぶ
20代の頃は柑橘系のフレッシュな物がぴったりでしたが、色気の出始める30代男性には、重さのあるウッディー系やムスクがおすすめです。しかし、柑橘系は絶対にダメかと言うとそうではなく、爽やかな大人の男性を演出したい時に使うとよいでしょう。
男性は肌の油分が多いため、暑い季節にウッディー系やムスクなどの重い香りをつけるとくどくなりがちです。季節的に考えても、夏場の柑橘系は好感が持たれます。
軽量で持ち運びに便利なデザインのものを選ぶ
オードトワレを使う場合は香水の持続時間は5時間程度。香りがなくなる夕方には香りを切り替えてデートに行くことも可能です。
香水は大きいボトルの方が、コスパが良いので気に入ってずっと使いたいと思ったら大瓶を買うことをおすすめします。
そうなると困るのは持ち運び。アトマイザーに入れ替えるか、ミニサイズの香水をポケットやカバンに入れておくと手軽に香りを切り替えられて便利です。香水をつけ始めて30分程度は香りにとげがあるのできつく感じがちです。時間を逆算して付けるなどの工夫をしましょう。
30代男性におすすめの人気香水20選
このランキングは、弊社が独自に調査した「20代・30代女性に聞いた、30代男性に付けていて欲しい香水」をもとに作成しました。女性ウケも良く、30代男性にふさわしい香水を20個ご紹介します!
15位 トムフォード ネロリ ポルトフィーノ(オードパルファム)
トムフォードの特徴は、すべてがユニセックスの香水と言うこと。厳選した質の高い香料を選んでいるので、深みがありながら自然な香り方でくどさがありません。フレッシュなトップノートから、ミドルノートのフローラル、ラストノートのアンバー、ウッドで30代男性のセクシーさを演出します。
14位 アバクロ アバクロンビー&フィッチ(オーデコロン)
アバクロのお店に行ったことがあるなら、この匂いを知っているはず。さわやかなマリンノートの中にセクシーな香りの代名詞でもある、サンダルウッドやムスクウッドが香る夏にぴったりの香り。女性にも好評です。
13位 シャネル エゴイストプラチナム(オードトワレ)
夜の街に繰り出すときに30代男性がつけたい香り。名前の通り、絶対に誰にも媚びず、一人の世界を貫いているような印象を与えます。ラベンダーやローズマリー、クラリセージなどが使われているので、男女で香りの印象が大きく変わるため、女性からの支持も高い香りです。
12位 ティファニー ティファニー&ラブフォーヒム(オードトワレ)
ペアフレグランスとして発売されているメンズフレグランス側のオードトワレです。モダンなカップルのために作られたこの香水は、爽やかさとウッディーのあるすっきりとした香りです。日本人になじみのあるヒノキを使っているのもポイント。ティファニーの為に開発された蒸留法でできたジャクシンとイトスギのブレンドがモダンさを出しています。30代男性の包容力を引き出しましょう。
11位 メゾンマルジェラ レプリカ ウィスパーズ イン ザ ライブラリー(オードトワレ)
全てのボトルにストーリーを持たせたシンプルながらおしゃれなマルジェラらしい香水。レディースですが、男性にも人気の香水シリーズです。パウダリーで少し甘いバニラの香りが印象的。コショウを使うことでスパイシーなアクセントが足されています。大瓶なので試したいならミニボトルから試してみましょう。ミニボトルのセット販売もされています。
10位 フレデリック マル フレンチ ラバー(オードパルファム)
パルファン・クリスチャンディオールの創始者を祖父に持つフレデリックマル。原料にコスト制限を設けない贅沢な作り方の香水です。スパイスやウッディーをふんだんに使った男性らしい情熱的な香り。仕事用にも良く、ビジネスシーンの30代男性が使うにはピッタリの香水です。
9位 アニックグタール ムスク ノマド(オードパルファム)
ムスクとアンバーが効いた官能的でセクシーなユニセックス香水。ウッディーをベースノートにしたセクシーで落ち着きのある30代男性がつけたい香り。アニックグタールは香りの深さはしっかりしていますが、くどさがないのでつけやすいブランドです。
8位 クリスチャンディオール ファーレンハイト(オードトワレ)
華氏の名前を持つクリスチャンディオールのベストセラー香水。軽やかなフルーティーさから少しずつ重厚な香りに変化する大人向けの香りの移り変わりです。何年も使っているリピーターの多い香水でもあり、30代男性ならこだわり続けて何年も使うのにちょうど良いタイミングです。
7位 メゾン フランシス クルジャン APOM プールオム (オードトワレ)
日本であまり見かけないレアな香水。アポムは「A PART OF ME(私の一部)」の頭文字から取った名前です。ゴージャスでシンプルなオリエンタルノートは秋冬の寒い時期に丁度良く、重厚感のある香りに仕上がっています。
6位 ERMES テール ドゥ エルメス オー インテンス ベチバー(オードパルファム)
2018年に発売された比較的新しい香水ですが、大人の男性に人気の香水です。トップノートの柑橘系のさわやかな香りからミドルノートのスパイシーへ、ラストは甘さとセクシーさが前に出る、ロマンチックな香り。30代男性なら通年でも使いやすい香水です。
5位 サンタ・マリア・ノヴェッラ ルシアン・コロン(オーデコロン)
世界最古の薬局、サンタマリアノヴェッラ。そのサンタマリアノヴェッラがロシアの貴族に依頼されて作られたのが、このルシアンコロンです。ベーシックな香りの使い方で、シーンを選ばない使いやすい香水なので、今から香水を使い始めたいという30代男性にもおすすめの商品です。アフターシェーブもあるので、一緒に購入するのも。
4位 ロエベ 7 アノーニモ プールオム(オードパルファム)
スタイリッシュなボトルがかっこいいロエベのアノーニモ。優雅で情熱的ながら穏やかな印象もある、30代男性らしい香りです。品格のある上品さも兼ね備えているので仕事用としてもおすすめです。流行に流されない香りでその他のシーンでも活躍してくれます。
3位 ゲラン ロム イデアル(オードトワレ)
近代香水の基礎を作り上げたゲラン。ロムイデアルでは初めて調香にアーモンドが使用されています。アーモンドとトンカビーンの香りでハンサムさや知性を表現し、30代男性のセンスを光らせます。また、レザーやウッドを使うことで、なよなよした知性さではなく、力強さも表現しています。個性的なパッケージにも注目してください。
2位 ペンハリガン ブレナムブーケ(オードトワレ)
ペンハリガンのロングセラー商品。大人の男性の香水と言えばペンハリガンと言われるほど、紳士たちに長く愛されてきました。爽やかで針葉樹のウッディーな上品さは大人の30代男性に愛用して欲しい一品。どんなシーンにも使いやすく、常に持ち歩きたいと思える香水です。
1位 クリード シルバー マウンテン ウォーター
イギリス王室で使われる気品ある香りの香水ブランド。フレッシュな香りで名前の通りで、トップとミドルはさわやかに、ラストはムスクなどの余韻で終わります。万人受けする香水なので、人気の香水ではありますが、クリードは種類も豊富なので、機会があれば他の香りもぜひ試してみてください。
まとめ
香水の種類は世界に4000種類以上あると言われています。紹介した15種類はその中の数種類にすぎません。香水は流行するとみんな同じ香水をつけてしまいがちな日本。自分だけの香りを見つけて人と差をつけましょう。